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​日本の伝統文様

日本には古くより織物や陶磁器、室内装飾で使用される伝統文様があります。
日本の伝統文様の素晴らしさは高いデザイン性、由来、意味にあります。
その由来や意味を調べると、日本の伝統行事や風習から生まれた歴史的背景、日本の伝統文化の奥深さが見えてきます。
ここではKU-ZENで使用している文様をセレクトしてご紹介します。

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麻の葉

日本の古くからある伝統模様、家紋や神紋それ以外に麻の葉をモチーフとして正六角形と結び付けた幾何学模様。もともと魔除けの意味がある三角が集まった六角形は、より強力な魔除けの力があると考えられてきました。麻の丈夫さや成長の早さにあやかって子供の健康を願い、赤ちゃんの産着や子供の着物によく使われた柄です。

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青海波

この柄の発祥は古代ペルシャとされています。

​広い海がもたらす恩恵を感じさせられる柄で、無限に広がる波の模様に未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の良い柄です。

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​市松

​デザイン柄が途切れることなく続いていくことから、繁栄の意味が込められています。子孫繁栄や事業拡大など縁起の良い模様として沢山の人に好まれています。また、東京オリンピックのエンブレムに採用されている市松模様は、通常の四角形が組み合わさった模様ではなく、3つの四角形を組み合わせている市松模様、そこには多くの文化や国が関わり広がっていく事による多様性を表現したいと意味を込めている柄です。

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​七宝

七宝の輪は幸せの輪を表し、縁起の良いデザインです。七宝とは、仏教用語で、金、銀、瑠璃(るり)、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)、硨磲(しゃこ)、玻璃(はり)などの宝物を意味します。奈良時代には貴族たちの装飾品に数多く使われていたようです。

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